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で、君は何が好きなの?

思いついたことを書き綴る、本の虫+歴史マニア(元バスガイド)+元法科大学院生+現法律事務所派遣職員(兼司法浪人)のブログ。文体もそのときの気分次第です(きっぱり)。日記と読書記録が中心です。

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赤目−ジャックリーの乱

佐藤賢一『赤目ージャックリーの乱』

オークションで買ったら売主の方が「エログロですよ」とおっしゃったという恐ろしい本。
ジャックリーの乱に関心があったのですが・・・さすが佐藤賢一、エログロでした。
残虐シーンはできるだけ感情を固定させて読みました。
が、ディティールの書き込み、感情の振り幅、人間の理不尽さ。さすが佐藤賢一。
司馬遼太郎を彷彿とさせます。
できればそうなっていってほしいです・・・これ以上えろいと読みづらいです・・・。

菊籬(きくまがき)

宮尾 登美子『菊籬』(文春文庫)

宮尾登美子の代表作、『櫂』につながる短編集。
子方屋のようなことをしていた生家の話、婚家の生活、そこを飛び出した後など、あられもないといえるほどです。
本当に私小説風というか、生々しい気がします。
それとも、これが当時の生活実感だったのでしょうか?

クレィドゥ・ザ・スカイ

森博嗣『クレイドゥ・ザ・スカイ』中央公論新社

『スカイ・クロラ』シリーズ第5弾にして最終巻。時系列的には4巻。
押井守監督による『スカイ・クロラ』の映画化で注目を受けています。

ああ、くだらないことから入っています。

主人公が誰なのかがなかなか語られない小説です。その記憶が劣化しているから。森作品は、その人間が誰であるのか、『名前』にこだわった作品が非常に多いです。なのに、主人公は、自分が誰なのか、わからない。わからないことを意識していない。そして、そのことに強い関心をもってはいない。
『スカイ・クロラ』シリーズを通して、この『個体』の自我の把握が非常に希薄なのが、とても気になります。自分が自分であることを、名前ではなく機能で把握しているのです。おのおのの登場人物の独白や思考が丹念に描かれているのと対照的なのです。作品全体の空気を作っているものでもあるし、現実感の奇妙な不足の原因でもあると思います。
物理的な動きは非常に多いしイメージするととても詳細で現実的なので、その落差も激しいせいかも知れません。
読んだ後、自分が誰であるのか、考えてみないと、なかなかもどってこられませんでした。

影響力の強い小説です。

彩雲国物語 1〜13

雪乃紗衣『彩雲国物語』角川ビーンズ文庫(リンクは13巻)


まだこんなの読んでいるのかといわれそうですが・・・。
でもおもしろかったんですもん。
中国風異世界物です。
1冊2時間くらいで十分エンターテインメント、でも多少シビア。
少女マンガで培われているのですねえ。

アイーダ

はい行きました劇団四季。
しかし・・・あんまり・・・。

アイーダがやっぱりあまり品がない。
友人は劇団四季に品を求めてはいかんといったが、助演女優のエジプトの王女は品があったのでなんとも・・・。
でも、歌はうまい。踊りもうまい。
ヒーローの将軍やその父とその手下はなんとなくアイドル系・・・。
でも助演男優のヌビア人の青年はすごくうまい。歌も演技もいい。

次の機会・・・いくかなあ・・・。